2016年4月30日

女性と仲良くなる2つの会話テクニック

女性を本気で口説きたいなら、口説きという手法から脱却することが大切だと以前の記事で書きました。
これを実践すると多くの男性は牙を失った獣のような状況に立たされますが、一見するとあきらめのようなこの状態も実は無駄な口説きをしている男よりは遥かに上の状況と言えます。

しかし、ここから本当に何もしなければ、それはただ沈黙しているだけに過ぎません。
あくまで前回書いたのと同じように、まずは女性に自然に接近することもしっかりと実践しなければなりません。

では一体どのようにして女性と自然に仲良くなるのか?
今回はこの女性と仲良くなる方法、特にそのための会話テクニックについて解説していきたいと思います。

本当の意味で「聞き役に徹する」

今や多くの自己啓発やビジネス会話に関する書籍で取り上げられていますが、より接近したい相手と初めて会話をする時はまず、相手の聞き役に徹するという姿勢がとても重要です。

人と人とが出会ったあとは、どちらか一方の話が始まらなければ会話は成り立ちません。
そして最初に話を始める人は、できれば相手を優先した方が何かと無難と言えます。

人は会話をしている最中、常々自分についてもっと知って欲しいと願っているものです。
ですから気に入られたいと考えている相手にはできるだけリラックスしてたくさん話をしてもらえるような状況を作るべきです。

聞き役

先ほども書いたようにここで聞き役に徹するからといって黙っているだけではいけません
必ず相手の目か胸元を見つつ、相手の話にちゃんと見えるかたちで頷きましょう。

相手の話にいちいち頷くという手法はあからさまにやりすぎると嫌味になりますが、まったくしないよりはする方が印象が良いものです。
さらに言えば目線も自然な範囲で相手を見据えているべきであり、間違っても自分の所持品やあらぬ方向など見ていてはいけません。

そしてもうひとつ重要なのは頷きだけではなく、相手が話したことを自分なりの解釈や話し方でもう一度相手に話すという行動も大切です。
ここで頭の悪い人は相手が言ったことをそのまま返すだけにしてしまい、逆に相手に違和感や嫌悪感を感じさせてしまうため気をつけてください。
あくまで自分の言葉、文脈に言い換えて、たとえば「つまり~ということか。確かにそれは僕も感じていたなぁ」といったように話すべきでしょう。
言葉の最後に「それは良い情報をもらった」、「その話面白いね」といった、相手の話を肯定するような言葉も入れるとなお良いでしょう。

このように、「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」というアピールと、しかも「あなたの話は面白いですね」というアピールまで出来て、やっと聞き役に徹していると言えるのです。
間違っても相手が話をしている時に「話を聞いている自分は偉い」などと考えたり「これから何を話そうかな」といったことばかり考えていてはいけません。
話を聞くという行為は一見受け身な行動ですが、これができない人は正直攻める側、話す側になってもしょうもないことしかできません。
積極的に相手の話を聞く、相手に気分よく話をしてもらうという技術はとても高度で重要なテクニックなのだということをまず覚えておいてください。

「お互い本当に興味のある共通点」を見つける

話をする相手と自分の共通点を早い段階で察知して、それについて話をすること。
このお互いの共通点について話すというテクニックはすでに十分有名であり、もはや陳腐化した手法とすら言えるほどの大定番会話術です。

なのでこの方法を実践しようとして、初めて会う女性が持っているバッグに大きな犬のキーホルダーが付いているのを見るや否や、犬好きなんですねなどと会話を振る人がかなりの数存在します。
たしかに相手が興味を持っているだろうと思えること、自分が犬好きなら相手との共通点だろう犬好きについて話そうとする考えはそれほど間違ってはいません。

しかしここで一つ質問したいのですが、犬が嫌いな人って世の中そんなに居るでしょうか?
あと、犬がすごく好きで、男性と話をしている時に犬について熱く語り合いたいと思う人はそんなに多いものでしょうか?

正直に言ってモテない男というのは何故モテないかというと、変なアピールばかりしてウザいというのは論外として、実は致命的に会話が面白くないという理由もよくあるのです。
「今日は良い天気ですね」とか、「~の映画観ました?」とか、「僕も犬が好きなんです」とか、正直知ったこっちゃありません。

もちろんこういった会話でも楽しめる人、もしくは楽しんでいるように見せてくれる人も多いですが、なかなか本気でこういった普通の話題に心から興味を示してくれる人は居ません。

さらに言うと相手の共通点について話をしようと思うばかりにキモイ行動をとっている自分に気付かない人も致命的でしょう。
先ほどの例で言えば、相手が持っているバッグのキーホルダーまで目ざとく見ているなんて、人によってはかなり気色悪い行為です。

共通点

こういった本当にありきたりでくだらなくてつまらない話しかできない男と、楽しく会話しようとしているオーラ出まくりな男は正直引いてしまう女性も多いものです。
特に知らない男と仲良くなろうなんて気はない女性(多くの場合は美人)ほど、男のくだらない話や変な話の繋げ方には神経質だったりするため気をつけておくべきです。

ではここまで言うのであればどうやって共通点について話せばいいのかというと、これはとにかく「自然に楽しい話題を探していけば良い」ということです。

前述の聞き役に徹している間に相手の話し方や性格、嗜好というものを上手く読み取れば、必ず相手が興味を示すだろうことが見えてきます。
無理をして最初からあれこれ共通点を探したりどうでもいい会話をする必要はありません。

相手の話をじっくり聞いていれば、普通は相手のノリとか性格とか、相手が先ほどから話している内容の延長線上、もしくはそれに関係する面白く話ができそうな事柄が見えてくるはずです。
たとえば相手がずっと最近の仕事やニュースについて話をしていたら、最近起きた中で自分が知っている有名なニュースや、相手の仕事の苦労する部分に似た自分の仕事の苦労話なども少し話してみると良いでしょう。

こうした場合お互い興味のあるニュースについて語り合えたり、相手と自分の似通った不満や愚痴を共有して話すことができます。
いきなり相手が本当に興味があるのか分からない話題について話すよりは、実際に相手が熱心に話をしてくれたことについて自分も話すのが一番シンプルで賢い方法なのです。

まとめると相手と自分の共通点はただ共通しているだけではなくお互い本当に興味を持っていること。
そして会話の流れとして自然で今すぐ楽しく会話できることについて話をすることが大切なのです。

シンプルかつ奥深い二つの技術

今回は「聞き役に徹する」と「良い共通点を見つける」という二つのテクニックについて解説しました。
この二つの会話術は実にシンプルに言い表すことができるものの、実は実践するとなるとかなり難しく奥が深いものです。

この他にも会話術はさまざまな種類がありますが、口説きを口説きと気付かれないようにするという基本をよく覚えておきながら、まずはこの二つのテクニックから上手く活用できるように挑戦してみてください。

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