2016年10月1日

古きよき結婚相談所の実情について

晩婚化や少子化が如実に顕れている現代社会ですが、それに反して結婚願望を持つ人は意外と多く居ます。そんな人たちが活用するものには、今時の便利な婚活サイトなどがありますが、昔ながらの結婚相談所を利用する人も居ます。

実は婚活を本気でやったことのある人は世の中に10%程度しか居ないという調査結果もあり、多くの人は結婚相談所って結局何なの?と疑問に思っているのではないでしょうか。ここで少し説明しておくと、結婚相談所には大体二つのタイプがあります。

結婚相談所は二種類ある。

ひとつは何から何まですべて仲人さん、担当スタッフさんが手続きをしてくれるものです。これはお似合いの相手を紹介してくれるのはもちろん、その相手とのデートや細かい連絡、調整をほぼすべて行ってくれます。なので奥手な人や面倒なことが嫌いな人、ぶっちゃけ異性なら誰でもいいわ!と思ってるタイプの人たちには便利なものです。

対してもう一方のタイプはまさに自由という感じで、自分でプロフィールを登録したら、自分を気に入ってくれた相手からの連絡を待ったり、好みの相手にメッセージを送ったりすることができます。こちらの場合は一応婚活者データベースを公開している運営や、専門のスタッフさんが婚活相談には乗ってくれますが、それ以外は全部自分でこなすというかたちになります。

どちらが良いのかは人それぞれだとは思いますが、いろいろ結婚に関する選択肢が多いこの世の中で、あえて結婚相談所を選ぶ人が使うのは前者のタイプではないかと思います。名前通りに結婚について相談できる上に、結婚相手を紹介してくれたり、選んでくれたりするのは、とにかく今すぐ結婚したい人たちには最高の環境なのでしょう。

しかし実際このてのサービスを利用すると驚くことは、いわゆる仲人の立場にある人が意外と使い物にならなかったりすることです。

充実と効果は別物です。

ある有名な老舗の結婚相談所はサポートが充実していると謳っていますが、この言葉自体には嘘はありません。しかし、充実していることと使えることは別物です。つまり、どうでもいいサポートが大量にあるだけだったりします。

しかも無駄なサポートならまだマシですが、逆にその自称サポートが婚活に励む人の意欲や活動を阻害する場合が多いのです。特によくあるのは結婚相手を紹介してくれる仲人(最近はコンシェルジュとかカウンセラーと呼んだりもするそうです)が、意見を押し付けてきたり独断まがいの動きをすることです。

たとえばこの人が良さそうです、などと長い期間一緒に婚活をしてきた仲人さんに言うと、その仲人さんは相手の年齢は?年収は?家族構成は?などと質問攻めしてきます。そして婚活をする人の希望そっちのけで、私はあなたを一番理解している、私に捨てられたらどうするの?と言わんばかりに、婚活者が気になる相手を批判して、別の人をくっけようとするのです。
なんだか聞いているだけでうんざりするような話ですが、実際婚活業界ではありがちな話であり、一昔前はそういった仲人絡みのトラブルが原因で、若い人たちはみんな結婚相談所を避けていたのです。

といった具合で、このブログがテーマとしている出会いという観点から見れば、昔ながらの結婚相談所を利用して出会い探しをするのは良いことなしと結論付けられるでしょう。

ネット社会という現実に帰ろう。

せめて今どき結婚したいと考えている人であれば、特に40代前後ならネットで婚活をするのが一番気楽です。役に立たない上に邪魔までしてくる仲人のお守をする必要はありませんし、洗脳された上に将来と貯蓄をごっそり削られることもありません。
しかも今時は若い男女のみならず、40代前後の男女も普通に婚活サイトで出会い探しをしていたりするものです。

サービスによっては初回登録で数十万、さらに月の費用で数万円かかる場合がある昔ながらの結婚相談所。今から出会いのために利用してみたいと考えている人は、十分に自分を見つめ直してから利用するようにしてください。

SM出会い